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豆腐一丁に大豆一合以上。
国産有機大豆たっぷり、豆の味わいくっきり。
●有機大豆農家がつくる豆腐。だから材料は贅沢に。
大豆本来の甘みがぐっと浮きあがってくる。[もめん豆腐]はしっかりしているのに、なめらかな食感。
[おぼろ豆腐]はふるふる揺れながら確かな旨みを残して消えていく。素朴で質感豊かな手織り木綿を思わせる[もめん豆腐]、はかなく繊細なのに存在感がある[おぼろ豆腐]、どちらも材料そのものの良さがストレートに伝わる豆腐。
ああオーガニックの大豆を食べているんだ、大豆って甘いと感じられる豆腐。
一丁に一合以上、みずからが育てた大粒でタンパク質の多い有機大豆だけをたっぷり贅沢に使いました。
●オーガニックの大豆はたっぷり、天然ニガリで固め、消泡剤は使わない。
それまでは大豆を全国の豆腐屋さんに出荷するだけでした。有機大豆は粒が大きいけれど、品質にバラつきがあり使いにくいといわれていた国産大豆。
どんな大豆が豆腐に向いているのか、先方からの要望にあわせ、豆の栽培方法を工夫する日々。自分の有機大豆がどんな豆腐になるのか、やってみなければ本当にはわからない、だから豆腐をつくりはじめたのが・・年。
大豆農家だから材料は思いっきり贅沢に。歩留まりの良さなんて考えない。そして天然にがりで固めたい。でも消泡剤は使いたくない。
大豆をすり潰した呉(ご)を火にかけると泡がふつふつと湧き出てきます。たいていはここでシリコン樹脂などを原料にした消泡剤を添加して泡を消しますが、「金沢大地」では泡を柄杓ですくい取ります。
もちろん消泡剤を使えば作業効率が良く、呉の目減りもありません。でも安全性の面では疑問が残る。せっ
かくみずからが丹精した大豆を使って豆腐を作るのだから、安易に消泡剤には頼りたくない。
あまりに高い目標に、豆腐製造機器メーカーの担当者は呆れましたが、それでも試作を続け、ようやく[もめん豆腐]と[おぼろ豆腐]にたどりつきました。
●その日その時期に、もっともいい大豆を。
といってもこの2品はほとんど同じもの。豆乳に天然にがりを打った汲み上げ豆腐の、上部を型に入れ水切りした[もめん豆腐]、底の部分をすくってそのまま詰めた[おぼろ豆腐]。にがりは底に沈むので、下部は固まりやすく、きめこまかな豆腐になります。
使う大豆はアヤコガネ、エンレイ、フクユタカ、サチユタカ。プレンドしたり、あるいはそのまま単一品種で使います。たとえば夏は少し甘みを強く出すため青大豆のサトイラズを混ぜたり、新豆は品種ごとの味わいを楽しんでほしいから単一品種で使うなどの試みを続けています。一度に36丁の手作り、大手メーカーからすれば驚くような少量生産ですが、それだからこそできる試みでもあります。
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