味が薄くなってきました。
塩を加えて、味を調節します。二回から三回漬けるごとに一度、塩小さじ1を加えると、味が薄まりません。それでも薄くなった場合は、また、カットした昆布・塩・糠などを入れてください。その後は、足し糠の手順で行ってみてください。
野菜の水が溜まってきました。
きれいな布やキッチンペーパーなどで拭き取ってください。さらに、水分が多く、ゆるくなってきた場合には、たしぬかと塩を加えて硬さを調節してください。
常温で使用できますか。
常温での使用も不可能ではありませんが、気温が高いとカビが非常に生えやすく、お手入れが大変です。そのため、冷蔵庫での使用をおすすめしています。また、本製品は冷蔵庫で使用する設計となっておりますため、常温ですと漬け時間も変わってきます。常温時は、気温・室温にもよりますが、冷蔵庫に入れた時よりも、半分から2/3程度の時間が目安です。(室温が低いと冬場はあまり変わらないかもしれません)
シンナーのような臭いがします。
ぬか床を手入れすることなく長時間放置した場合にこのような症状がでる場合があります。次の手順で臭いを消すことができます。
(1) 野菜を漬けるのをやめ、炒りぬかと塩水を足します。100~200g程度の炒りぬかを加え、塩水(濃度:水に対し塩1割)を加えてかき混ぜながら、耳たぶ程度の硬さになるように調節します。塩水はぬかと同量程度を用意し硬さを見ながら加えてください。
(2) ぬかと塩水を足したあと、蓋を密閉せずに3日間置きます。この間はかき混ぜません。また、20~25℃程度の温度が必要です。
(3) 4日目に、ぬか床の底にまで空気が入るように、よくかき混ぜます。
酸っぱいのですが。
酸っぱいのは、乳『酸』菌による発酵の結果なので、自然の成り行きです。味覚の好みもありますので、漬け時間を短くしてみて下さい。 また塩の摺り込みを弱くしてみてください。
表面が白っぽくなってきました。
産膜酵母なので、混ぜてしまってもかまいません。気になるようでしたら、取り除いても大丈夫です。
黒っぽいカビが生えました。
その部分を取り除けば大丈夫です。