応援してね!日本の農業!石川県で有機農業を営む金沢大地。自社農場の有機大豆・有機米・有機小麦や、有機麦茶・有機醤油など毎日の食卓に安心のオーガニック食品を産地直送でお届けします。

オーガニック米あめ・米あめジャム

米あめは、米と大麦の麦芽(モルト)からつくる日本の伝統甘味料です

お米のでんぷんを大麦麦芽の酵素で糖化することによって作る穀物由来の伝統甘味料です。主成分は麦芽糖(マルトース)とよばれ、砂糖の主成分であるショ糖(スクロース)の3割程度の甘味度です。お砂糖とは異なり甘くどさがなく、優しくコクのある甘さです。古くは乳幼児の母乳代わりにも使われるほど、栄養価が高く体にやさしい甘味料です。ペクチン(増粘剤)や酸化防止剤などの添加物は使用していません。赤ちゃんから大人まで、みなさま、どうぞ安心してお召し上がりください。

毎日の食卓のお料理やお菓子づくりに

お砂糖の代替品として、お料理やお菓子づくりはもちろん、金沢大地ではフルーツを加えて作る「米あめジャム」も製造しています。いちごブルーベリーといった馴染みのあるフレーバーのジャムも、お砂糖を使用せずに米あめでつくると、すっきりした味わいとなり好評です。また、加賀野菜の五郎島金時打木赤皮甘栗かぼちゃでつくるジャムも、さつまいもやかぼちゃの素材そのものの味わいが引き立ち、とても人気です。

金沢大地が自家製「オーガニック米あめ」を始めたきっかけ

2002年に農産工房「金沢大地」を設立し、農産加工を始める際、代表井村は、将来作りたい加工食品の企画書をまとました。その中に、国産有機栽培の有機米と大麦麦芽(モルト)とを原料にした「米あめ」がありました。

  

昔、砂糖が一般的でない頃、日本の伝統食品としての「甘味」がありました。そのひとつが、米糀の酵素により澱粉を糖化して作られる「甘酒」。そしてもうひとつが、麦芽の酵素により澱粉を糖化して作られる「米あめ」です。日本には伝統的な技法による素晴らしい甘味が存在します。

井村は、幼い頃から甘いものが苦手で、ケーキやチョコレートといった甘いお菓子を食べない子供でした。もちろん食べて美味しいと感じますが、生理的には食べたくないと苦手に感じていたそうです。今も、甘い清涼飲料水を飲むことはありません。有機農業を始め、食品や添加物の勉強を進める中で、穀物農家としてこの素晴らしい「甘味」である「甘酒」「米あめ」を皆さんに届けたいという思いが強くなってきました。

「米あめ」の試作を続けながら、調べてゆくと、この麦芽糖(マルトース)は体に優しく、腸まで届くために、食物繊維との組み合わせで、腸内菌の餌になり、お通じが良くなることや、虫歯になりにくいこと、体を冷やさないこと、のどにも優しく、大根やレンコンとの組み合わせで、昔から喘息やのどのお薬として使われたことなどを知ることができました。

また、主食の米が余っているために、30%の減反を強いられていた水稲農家の心理として、お米を作り続けたい気持ちが強く、お米を糖化して「米あめ」に加工することは、宿命・運命と感じるようにもなりました。

金沢大地「オーガニック米あめ」の特長 ― 他の米あめとはどこが違うの?―

井村の長い構想と試作期間を経て2011年に製造販売を開始したのが、料理に使いやすく、砂糖やジャムなどの代替としてさまざまなアイデア料理に使える「やわらか米あめ」のシリーズです。

金沢では昔から「じろあめ」とも呼ばれ、砂糖が普及する前から庶民の甘味料として親しまれており、現在でも、佃煮や煮物、和菓子や、加賀懐石料理などに使われ、古き良き伝統が受け継がれています。金沢の老舗のあめは硬めなのですが、金沢大地の米あめは、もっと身近に手軽に使っていただきたいと、ソフトなタイプの製品を開発しました。

なお、原材料は、金沢大地の自社農場で有機栽培したオーガニック米とオーガニック大麦のみです。お米の銘柄は、「ミルキークイーン」を中心に「あきだわら」も使用しています。

また、井村には2011年ごろ、北海道の農業者たちと情報交換をする機会がありました。TPPなどによって関税が撤廃されると、国産の甜菜が作れないかもしれないと、将来の農業に不安を語っていたそうです。当時、輸入砂糖の価格も高騰していて、将来的には、砂糖が手に入らなくなる日がくるかもしれないとの懸念もあります。そのような背景もあり、金沢大地では、日本の発酵文化を継承し、「甘酒」と「米あめ」、この二つの伝統甘味について、自社農場において原料の段階から生産したいと実践しています。わたしたちの生業である「持続可能な有機農業」を通じて、食べてくださるみなさまの食生活や健康に資することを願い、生産を続けています。

米あめのおすすめポイント

米あめは、砂糖やみりんの代わりにお料理やお菓子づくりに使ったり、はちみつのような感覚で、パンに塗ったり、ヨーグルトなどにかけるのもおすすめです。

なお、砂糖の代用として使えますが、砂糖とはまた異なる特長があり、米あめならではのおすすめポイントをご紹介します!

メモ
  • 調理では、素材の甘みや味わいを引き立てます。米あめが主役になるというよりも、脇役として、よい仕事をします!
  • 照り、艶、コクを出すのが得意です。肉を焼くとき、醤油と合わせて加えると、艶やコクが一段と増し、照り焼きに最高です。
  • まだ蜂蜜が食べられない乳幼児でも食べられる「はじめての甘み」としてもご利用いただけます。
  • 根菜との相性に優れています。さつまいもやかぼちゃなど、相性バツグンです!
  • ナッツ類との相性もよく、味の面でも、固めるコーティング面でも、よく合います。
  • 冷めてもカチカチになり過ぎず、ある程度とろとろして、素材のなめらかさを保てる特徴があります。
  • 砂糖のキャラメリゼとは異なり、米あめはお湯でさっときれいに落ちるので、鍋やヘラにこびりつきにくくて便利です。テーブルにこぼしたりしても、お湯でさっと拭いてみてくださいね!

  
 

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