★「金沢大地 コウノトリの赤ちゃんプロジェクト」について★

国の特別天然記念物《コウノトリ》。

国内の野生コウノトリは、乱獲や農薬の影響、田んぼでの餌の減少などにより、1971年に絶滅しました。兵庫県豊岡市において人工飼育でコウノトリを増やす取り組みが始まり、現在では日本各地で、コウノトリが生息できる環境づくりが進められています。

金沢大地では、代表井村が1997年に就農し、金沢で有機農業を始めて25年以上が経ちました。

「千年産業を目指して」を経営理念とし、「持続可能性(サステナビリティ)」と「生物文化多様性」を大切にしながら、有機農業の挑戦を続けてきて、とても嬉しいことに、数年前から、金沢大地の農場にコウノトリが頻繁に飛来するようになりました。

豊かな生態系の象徴でもあるコウノトリは、生き物がたくさんいる有機の田んぼを餌場として気に入ってくれたようです。多い時は十数羽のコウノトリが地域に飛来するようになりました。

このニュースをともに喜んでくださった〈日本コウノトリの会〉さんが2021年、金沢大地の有機米の田んぼに人工巣塔を建ててくださいました。この人工巣塔「津幡塔」では、昨年(2022年)さっそくペアが産卵してくれたのですが、残念ながら孵化には至らなかった経緯があります・・

今年は、とても嬉しいことに、「津幡塔」でコウノトリの赤ちゃんが無事に誕生し、2羽がすくすくと成長しています！！

石川県としては、昨年の能登地方に続き、2年連続での吉報となりました。

金沢大地の有機農産物を食べて応援してくださるお客様のおかげで、有機農業を続けることができ、コウノトリの餌場が保たれ、コウノトリの赤ちゃんがすくすくと育つ環境が保たれています。

金沢大地スタッフ一同、みなさまに、あらためて厚く厚く御礼申し上げます。

なお、コウノトリは、順調にいけば6月中には巣立っていく見込みとのこと、このライブ配信でコウノトリの姿が見られるのも、あと少しになります。

希少なコウノトリの子育ての様子を見られる貴重な機会です！！

https://www.youtube.com/@kdaichicom

あと少しの間となりますが、金沢大地スタッフとともに、みなさまにも、コウノトリの子育ての様子を温かく見守っていただけると幸いです。