TREホールディングス株式会社との業務提携に関するお知らせ

株式会社金沢大地(本社：石川県金沢市)は、石川県及び能登半島における地域創生及び農業振興を目的に、TREホールディングス株式会社(本社：東京都千代田区、以下「TREホールディングス」)と業務提携契約を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

1. 業務提携の背景

　TREホールディングスは、廃棄物処理や再資源化、資源リサイクル、再生可能エネルギーなどの環境事業を展開しています。また、株式会社北陸環境サービス(本社：石川県金沢市)、株式会社門前クリーンパーク(本社：石川県輪島市)という、管理型最終処分場を運営する連結子会社2社を石川県内に保有しています。さらに、令和6年能登半島地震及び奥能登豪雨によって発生した災害廃棄物の処理支援事業にも参画し、輪島市と珠洲市に開設された災害廃棄物仮置場の管理・運営を担うとともに、再資源化できない災害廃棄物は前掲の2処分場にて埋立処分を行っています。
　災害廃棄物の処理が進み、「復旧」から「復興」フェーズに移行していくにあたっては、住民の方々が生活を再建するための産業が必要です。TREホールディングスでは、能登半島の復興に貢献するための様々な施策を検討する過程で、能登半島全域における森林整備事業や、農業への本格参入を計画しています。既に、青森県津軽地方において通年での高糖度トマトハウス栽培を行っているほか、長野県諏訪地方においても、耕作放棄地を活用した米や蕎麦の栽培に着手しています。
　一方で、金沢大地グループは「千年産業を目指して」を経営理念に掲げ、環境保全型農業を営むオーガニックファームです。地域や世界のサステナビリティ、生物文化多様性を大切に考えながら、耕作放棄地を中心に耕し、金沢郊外や奥能登に位置する約180haという日本最大規模の広大な農地で、米、大麦、小麦、大豆、蕎麦、ブドウなどを有機栽培しています。また、自社農場の有機農産物を主原料として、暮らしに身近な調味料や加工品も幅広く製造・販売しています。
　金沢大地とTREホールディングスグループは、当業務提携を通じ、能登半島の復興にも繋がる地域創生に貢献してまいります。より具体的には、石川県内の金沢大地の農地における農作業にTREホールディングスグループも参画することで、金沢大地が提供するノウハウを生かしながら同社グループにおける農業分野の拡充を図るとともに、担い手の減少が課題となっている農業の振興と能登半島の活性化を目指します。

2. TREホールディングスの概要

3. 金沢大地の概要

◆TREホールディングスからのお知らせもご参照ください